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青色コラム

著者紹介:1995年生まれ。大阪生まれ、東京育ち。現在沖縄にて大学生として活動中。

なぜ青色か、それは青い空の無限の広がりと、己が青さを意味しているのである――。 嘘です。ただ青が好きなだけです。2秒で考えました。 非公認コラムニスト・くぼただいちが日々の出来事や活動、映画などの鑑賞批評もどき等を綴ります。

アニメ「BLACK LAGOON」 ハードボイルド加減強めでいこう

超ネタバレ映像批評コラム


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監督・片渕須直
 
原作・広江礼威
 
音楽・EDISON
 
公開・2006年 日本
 
ストーリー・日本の一大商社、旭日重工に勤めるサラリーマン岡島緑郎(浪川大輔)は資材搬入課に属していたため、社内の機密情報が入ったフロッピーを海外の取引先に受け渡す任務を負う。
しかし緑郎は別口の依頼でフロッピーを略奪しにきた「ラグーン商会」という海の運び屋集団に襲われ拉致されてしまい、その上機密漏洩を危惧した旭日重工が雇った傭兵派遣会社のエージェントから命を狙われる羽目に。緑郎の機転によりラグーン商会はエージェントへの反撃に成功し、行き場をなくした緑郎は「ロック」と名を変え、ラグーン商会の水夫として雇われる。
黒人のキャプテン・ダッチ(磯部勉)と2丁拳銃使いの女銃士レヴィ(豊口めぐみ)、ハッキングの天才ベニー(平田広明)にロックを加えた4名が、タイの架空犯罪都市ロアナプラを舞台に命懸けの任務をこなしていく。
 
 
 
個人評価・4.1/5.0
 
 
 
 
 
超ネタバレコラム、今回紹介するのは漫画原作のアニメ・ブラックラグーン
これまた古めのアニメ作品ですが、原作は長期休載中。
 
俺もつい最近まで存在すら知らなかったんですが、大学の友人に薦められてまんまとハマってしまった作品です。
「だいちは多分好きだと思うよ」とピンポイントでリクルーティングされたので、さてどんなものかななんて上から目線で視聴を始めたのが運のつきでした。
 

・・・面白れぇ。

 
最近面白いとしか言ってない気がします。楽しようってわけじゃないんです。でも、良作に出会うってのはいつだっていいことですよね!(逃げ)
 
 

ブラックラグーンは前回このコーナーで取り上げた

blue-column.hatenablog.com

に引き続き、アングラな世界観MAXの物語。てか治安の悪さに関してはもう他の追随を許さないんじゃないんでしょうか

 

舞台となるロアナプラでは聖なる教会が麻薬を密売し、ホテルを運営するのは旧ソ連の軍人崩れマフィア集団。警察は「揉め事は俺の見てないところでやってくれ」と言って賄賂で黙り、登場人物の9割は何かしらの犯罪者という極悪を幕の内弁当みたいに詰め込んだ都市です。
 
こんな場所でホワイトカラースタイルのロックはたくましく悪の道に走っていきます。
本人は己の正義を貫くために最低限の筋は通そうとするんですが、その順応力は最早ザリガニ並。住み始めたらどんな水質でも大丈夫というド根性の持ち主です。羨ましい。
 
 
この作品の魅力は、
  1. 緻密な時代考証と考え抜かれた設定に裏付けされるリアルな闇社会
  2. ハリウッド映画ばりの大味でわかりやすいキャラクター性
  3. 登場人物達が口にする、中二心をくすぐる軽妙な言い回しや小粋なジョークの数々
にあるんじゃないでしょうか。我ながら的確な分析過ぎて学説論文みたいになってきたので、気持ち悪くなりました。
 
ちなみに作中では「クソ」「ケツ」という単語が3年くらい前のテレビ付けたら剛力彩芽が映っていた確率なみに頻出するので、この2つの単語が大好きな人は無条件で見ることをおすすめします。
苦手な人も免疫がつくと思うのでもれなく見ることをおすすめします。
 


ブラックラグーン・イカしたセリフ集★

せっかくなので、ここで作中で出てくる軽やかなセリフ回しを少し紹介。

 


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巻き込まれないよう陰から隠れて見ていたベニーとダッチとロック。


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ベニー「地球上で最もおっかない女の上位3人だ・・・」

ダッチ「グラウンドゼロって気分だぜ」

 
 
・・・いい男が女3人相手に隠れてぼやくことしかできないってのがいいですよね。まぁ、この3人が集まると冗談抜きで爆心地になりかねないので賢明な判断なんですが。
 
 
 
  • ロアナプラで武器商人も営むシスター・エダ。ラグーン商会が調達を依頼した武器を出し渋ったところ、レヴィと銃を突きつけあう結果に。

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レヴィ「どきなエダ、この二流ガンマンが」
エダ「額でタバコ吸うコツ、教えてやろうか」
 
 
・・・多分こめかみを銃弾が貫通したらいい塩梅に煙が立つんでしょうね。人生で1度は言ってみたいセリフの一つです。言った時点でもう犯罪者なんですけどね。
 
 
 
  • ロアナプラに事務所を置く中華系マフィア三合会のボス張(チャン)さん。革命派テロ組織の文書(曰く愉快なピクニック表)をブルガリアの諜報員から入手したのが仇となり、事務所を爆破されラグーン商会にやってくる。

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「俺の音を聞くや連中は、ケツをローストされる前にここを失せろとぬかしやがった。そこで、俺はこう答えた。オーライ、じゃ他を当たるよ。その結果、俺の事務所はヨルダン辺りまで吹っ飛び、予告通りに俺はケツをローストされかけてここに来る羽目になったわけだ。まったく、不愉快な連中だよ」
 
 
・・・こういうどんな時でも変な余裕がある人、好きです。手榴弾投げつけられても、「焦んなよ、こういうときはびびったら負けだ」とか言って平然と蹴り返します。人生経験が豊かすぎるのも考えものですね。
 
 
 
 
 
こういうくさいセリフ回しも、ブラックラグーンの世界観の中では成り立っているんですね。洋画の吹き替え版だと思ってしまえば普通に楽しめちゃいます。
 
 
さすがにレヴィとかが「オーケーオーケー、スウィートパイ」とか言うと、ん?と思ってしまいますがそういうところはご愛嬌ということで。
 
 
Black Lagoon: Complete Set - Season 1 & 2 [Blu-ray] [Import]

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 今回紹介したアニメ。まだ1期までしか見れてないので、2期も早く見た過ぎてクソでも漏らしそうです。

 

 

 休載中の原作はこちら。

 

 

ではまた!