青色コラム

著者紹介:1995年生まれ。大阪生まれ、東京育ち。現在沖縄にて大学生として活動中。

なぜ青色か、それは青い空の無限の広がりと、己が青さを意味しているのである――。 嘘です。ただ青が好きなだけです。2秒で考えました。 非公認コラムニスト・くぼただいちが日々の出来事や活動、映画などの鑑賞批評もどき等を綴ります。

渡嘉敷島バックパッカーズ! 3日目

初日と2日目の様子はこちらの記事をチェック!

 
4月6日 3日目
 
 
●阿波連ビーチ
 
気象時刻6時。
海辺で眠りにつき海辺で目覚める。
 
気分はほとんど海の男、もとい海賊でした。
 
そしてこの日を狙いすましていたかのように、昨日までほとんど拝めなかった青空が広がっています。
 
さぁ、今ここに舞台は整った。
海へ行こう!!

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やっべぇ。
 
 

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ぶっ飛んだ。
 
 
こんなきれいな海ってあるんですね。
遠くから見ると真っ青な海も、近くから見ると透明どころの騒ぎじゃなかったです。
透明過ぎて何もないようにさえ見えます。
 
え、これどっから海なの?まだ砂浜?まだ?
 
<ばちゃっ
 
海だった~~~!!
 
みたいな。
 
 
んなわけあるか。
さすがに盛りました。でも本当にミネラルウォーターばりの清らかさです。
 
泳ぎました。
さすがに水はシーズンと比べたらかなり冷たいです。どうやらその影響で魚の姿もほとんど見えません。(ナマコはいました)
海というか、プールでした。最高のプール。
 
 
●渡嘉志久へ
 
温度的にそう長くも入水できないので、適度に日向ぼっこをしてから、次の中継地点となる渡嘉志久集落へ向かおうと歩き始めます。
 
本日の最終目的地は、北部の山の中。
もう一度いいます。北部の山の中。

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↑ここ
 
何があるか全くわからない、いや多分なんにもないんですけど、ここで最後に一泊したろうというわけです。
今までが恵まれ過ぎてたので、今日くらい地獄に飛び込む覚悟でいたわけです。
 
 
渡嘉志久へは山を一つ越えていかなければなりません。
途中森林公園という面白げなスポットを目にするも、山道の脇から更に山の上に向かう道の先にあるようだったので、二人で
 
馬鹿かよ!
 
の一言でその存在を片付けました。無理です。歩行者のこと考えてなさすぎです。
 
 
血反吐を吐く思いで前進すること2時間あまり。


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あれ??
 
ここはどこ?
 
・・・天国と書いてヘヴン?
 
 
実は知らなかったんですけど、ここ渡嘉志久ビーチは阿波連ビーチより隠れ家的で美しいビーチだったんです。
 
ここで1つの議題が我々の間で持ち上がりました。
 
ーー果して我々は本当に北部の山で一泊すべきか?
 
こんなきれいな場所をスルーしてまで、我々は山登りをしなければならないのだろうか。こんなおあつらえ向きな展望台を目の前に、なにゆえハブに怯えながら道路の脇でめそめそ眠らなければならないのか。
 
 
・・・否!!ここで一泊しよう!
 
我々のサバイバルへの意思はこうしてもろくも崩れ去りました。
 

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そうと決まれば・・・いざ、泳がん!
 
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サイコーーだぁ!!!
 

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↑持参した地図
 
 
最高でした。
 
 
●余ってしまった時間
 
戦略的撤退をした結果、海でしっかり泳いでも尚時間があまりまくります。
 
そこで脳裏によぎったのが、行きに華麗にスルーした森林公園。
どうやらアスレチックなど、童心に帰れるようなわくわくコンテンツが満載の公園なようなので、胸を踊らせて向かうことに。
 
 

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鬼のように寂れてました。
 
実はこのローラー滑り台、風化していて1ミリも回りません。この写真のコンマ3秒後にテンションがだだ下がりします。

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↑絶対意味のない所に付いているハンドルをさばくT君
 
 
●最後の夜
 
展望台泊にも愛着すら湧いてきた、島で最後の夜。
気づけばもう殆んど別荘気分で展望台を使っていました。

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↑別荘から夕陽を臨む
 
夕飯はこの集落唯一のホテルの売店で購入した、カップ麺とお菓子とお酒。正直これさえあれば、他にはなにもいりません。
 
寝袋で眠るのもこれで最後だと思うと、既に感慨深さを覚えます。
 
 
普通にバカンスな1日でした。
 
 
 
ーー最終日に続く。