アニメ「BLACK LAGOON」 ハードボイルド加減強めでいこう
・・・面白れぇ。
ブラックラグーンは前回このコーナーで取り上げた
に引き続き、アングラな世界観MAXの物語。てか治安の悪さに関してはもう他の追随を許さないんじゃないんでしょうか。
- 緻密な時代考証と考え抜かれた設定に裏付けされるリアルな闇社会
- ハリウッド映画ばりの大味でわかりやすいキャラクター性
- 登場人物達が口にする、中二心をくすぐる軽妙な言い回しや小粋なジョークの数々
★ブラックラグーン・イカしたセリフ集★
せっかくなので、ここで作中で出てくる軽やかなセリフ回しを少し紹介。
巻き込まれないよう陰から隠れて見ていたベニーとダッチとロック。
ベニー「地球上で最もおっかない女の上位3人だ・・・」
ダッチ「グラウンドゼロって気分だぜ」
- ロアナプラで武器商人も営むシスター・エダ。ラグーン商会が調達を依頼した武器を出し渋ったところ、レヴィと銃を突きつけあう結果に。
レヴィ「どきなエダ、この二流ガンマンが」
- ロアナプラに事務所を置く中華系マフィア三合会のボス張(チャン)さん。革命派テロ組織の文書(曰く愉快なピクニック表)をブルガリアの諜報員から入手したのが仇となり、事務所を爆破されラグーン商会にやってくる。
Black Lagoon: Complete Set - Season 1 & 2 [Blu-ray] [Import]
- 出版社/メーカー: Funimation
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今回紹介したアニメ。まだ1期までしか見れてないので、2期も早く見た過ぎてクソでも漏らしそうです。
BLACK LAGOON コミック 1-10巻セット (サンデーGXコミックス)
- 作者: 広江礼威
- 出版社/メーカー: 小学館
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休載中の原作はこちら。
ではまた!
ドラマ「池袋ウェストゲートパーク」 IWGP最高!
今回紹介したドラマ
原作はこちら
ではまた!
舞台鑑賞~#HashTag
先日の話になりますが、舞台を見に行ってきました。
設定をお客さんから募集したところ、「パールハーバーの船の上」という無駄に鬼畜じみた設定に決定。
照明が消えて、さぁスタート!
「ボクはボブ」
息も絶え絶えに床から紙を拾うマイケル。息も絶え絶えに床から紙を拾うマイケル。
「はぁ・・・はぁ・・・頼む・・・この言葉を・・・彼女いる?」
やらかしたマイケル。
「俺イケメン!!」
珍入者あり!
どうもこんにちは、くぼただいちです。
にゃー
嘘だろ・・・。
うちはペット禁止なんだよおぉぉぉ!!!!
とんだじゃじゃ馬娘ときてる!!!
切実に里親募集中!!!!!(沖縄県内)
映画 「凶悪」 凶悪過ぎてなぜ面白い
脚本監督・白石和彌
音楽・安川午朗
公開・2013 日本
ストーリー・スクープ雑誌「明潮24」に東京拘置所に収監中の死刑囚・須藤(ピエール瀧)から手紙が届く。記者の藤井(山田孝之)は上司から須藤に面会して話を聞いて来るように命じられる。藤井が須藤から聞かされたのは、警察も知らない須藤の余罪、3件の殺人事件とその首謀者である「先生」と呼ばれる男・木村(リリー・フランキー)の存在だった。木村を追いつめたいので記事にして欲しいという須藤の告白に、当初は半信半疑だった藤井も、取材を進めるうちに須藤の告発に信憑性があることを知ると、取り憑かれたように取材に没頭して行く。――ウィキペディアより抜粋
評価・3.7/5.0
TSUTAYAで「今日は何借りようかな~」とぷらぷら流していたら目に留まったこのジャケット。
奥の二人既に悪すぎんだろ。
ジャケ写から早くも滲み出る悪行の数々が目に浮かんでくるようです。このリーリー・フランキーとか絶賛痴漢してそう。
そこで痴漢の真相を見届けるべくいそいそと借りて帰り見てみたら・・・・痴漢どころかレイプしてました。そんでもってクスリ打って、放火して、なんか川に簀巻きの人突き落として、仲間拳銃で打ち殺して、まあこれは全てピエール瀧演じるヤクザ・須藤の鬼畜プレイなんですが、
だめだ、悪すぎだこれ。
完全に凶悪っぷりを舐めてました。しかもこれ全て冒頭カット。しょっぱなからぶっ飛ばし過ぎです。
もうね、須藤がすごいのかピエールがすごいのか、人を楽しむでも恨むでもなくただそこにあるから壊すというお手軽さで殺していくんですよ。ひたすらに怖い。
あれよあれよという間に須藤は警察にパクられます。ここで一安心かと思いきや、実は須藤にはまだ警察にもばれてない余罪が3件もありました。
それを解き明かすのが週刊誌記者の藤井くん。山田孝之も相当な凶悪っぷりを披露してくれるのかなと勝手に予想していたので、彼の正義感溢れる役柄にもう一安心。
藤井くんが警察も脱帽レベルの執念深い捜査を進めていくと、浮かび上がってくるもう一人の凶悪人・「先生」の姿。リリー・フランキー演じる先生は不動産ブローカーなんですが、
この先生のサイコパスっぷりがもう完全にイっちゃってます。
ここから場面が飛んで、3件の余罪の全貌が再現されていく展開に。
★3件の殺人と先生の興奮度合い★
①借金が返せなかった老人を先生が絞殺、そしてバラバラにして焼却炉でバーニング事件
先生がおそらく初めて起こしたであろう殺人事件。須藤に連絡して遺体を鉈でザクザク解体し、知人宅の焼却炉で燃やしました(大迷惑)。
先生は仕上げの着火時に「一度人燃やしてみたかったんだ☆」と喜々として点燈されました。なんだこいつら。
②土地持ちの老人を行方不明にして土地を掠め取っちゃえ大作戦(生き埋めversion)
タイトルコール通りの内容ですが、生きたまま砂をかけられて見えなくなっていく老人を見下ろしながら先生の一言。「そんな顔されたら興奮するなぁ(しみじみ)」。もう逆に渋いっす先生。
③借金を生命保険で減らすため「おじいちゃんを殺してほしい」と依頼してきた家族と、それに快く応える先生の感動物語(酒とスタンガンによる拷問version)
どんどんタイトルが長くなって申し訳ないのですが、つまりそういうことです。外傷無しに殺害するためにスピリタスの強要やら高圧電流やらでおじいちゃんをひたすら拷問。現場は先生の大爆笑に包まれて、大学生の飲み会のような和気あいあいとした雰囲気すら流れています。先生のムードメーカーっぷりが存分に発揮されている一場面。
とまあ、こんな調子で実に本編の半分近くが拷問殺人ムービーで構成されています。少なくともタイトル負けは全くしていないと言えるでしょう。
しかし!映画「凶悪」の見るべきポイントはそんなスナッフフィルム的要素だけではないのです!実は人間ドラマとしてかなり重厚な作品に仕上がっているのです。
極悪人の二人にも人間臭い一面やドラマがあり、正義を追い求める藤井くんサイドにも家庭の崩壊や取材が行き過ぎて住居侵入や公務執行妨害にまで及んでしまうなど、悪が忍び寄ります。
事件の重要な参考人が、結果的に藤井くんの追い込みによって事故死してしまうのも印象的なシーン。善悪の定義を見ているものに投げかけてきます。
藤井くんの命を削った取材が実り、先生は逮捕されるに至ります。拘置所で先生と藤井くんが向き合うラストシーン、先生は「今一番私を殺したがっているのは、須藤でもなく、遺族でもない」と言って、藤井君を指さし扉の向こうに去っていきます。
果たして、その殺意は善か、悪か。
人間はそんな二面性だけでは表しきれないということなのでしょう。誰の心の中にも、善と悪は混在している。その時々でどちらが自分を支配するのか、それだけの違いなのかもしれません。
なんだかんだ言って、結構おすすめな映画でした。
見終わって胸糞悪くなると思いきや、意外や意外、「いや面白かったよな・・・?」と自問してしまうほど面白かったです。あれだけの拷問ムービーを楽しめている時点で俺も凶悪なのか・・・?なんて思えてしまうのもこの映画の醍醐味なのかもしれませんね!
てな話が全て実話に基づいているっていうからほんと恐ろしい。
こいつら実在してたのかよ・・・。
そんじょそこらのホラーより怖い結末でした。
ではまた!
原作はこちら
コラム、始めました
どうも!はじめまして、くぼただいちです。
もういっそ本名でやったろうということで、本名丸出しで行きます。ひらがな表記なのはなんかその方が親しみやすそうに見えた気がしたからただそれだけです。
・・・いや、誰だよ!
っていう話だとは思いますがお見知りおいていただければ幸いです。
てなわけでこれからはてなブログにて、隔週くらいの頻度で気ままにコラムを書いていければと思います。ここ「青色コラム」にて取り上げたいコンテンツは、
①「青色マイライフ!」
・・・くぼただいちの日常や活動について自由に書き連ねます。俺の素性に興味ある人は見てね!むしろ興味ある人だけ見てね!
②「超ネタバレ映像批評コラム」(仮)
・・・くぼただいちは結構文化人的な側面をフィーチャーしたがりなので、そういうコーナーを設けます。映画やドラマ・アニメなどジャンルにとらわれず鑑賞した映像作品について私的コメントを綴りたいと思います。ちなみにネタバレをバリバリの前提にして書きたいと思っているので、必然的にまだ作品を見ていない人は知らない方が幸せなコラムになります。見た人たちだけでニヤニヤできる極めて閉鎖的なコラムにしようと心がけていきたいと思います。
現時点ではこれだけです。これからもっとコンテンツ拡充していく予定ですのでお楽しみに!
最後になぜ俺が〝ブログ〟ではなく〝コラム〟という表現にこだわるのかを一応釈明しておきましょう。
先日大学の友人と話していて、彼が何気なく発した問題発言に、
「ブログやってるパンピー(一般ピーポー)って、絶対精神的に何らかの闇抱えてるよね」