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青色コラム

著者紹介:1995年生まれ。大阪生まれ、東京育ち。現在沖縄にて大学生として活動中。

なぜ青色か、それは青い空の無限の広がりと、己が青さを意味しているのである――。 嘘です。ただ青が好きなだけです。2秒で考えました。 非公認コラムニスト・くぼただいちが日々の出来事や活動、映画などの鑑賞批評もどき等を綴ります。

映画「ロード・オブ・ザ・リング全3部作」ファンタジーの教科書

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出演・イライジャ・ウッドヴィゴ・モーテンセンオーランド・ブルーム 他

監督・ピーター・ジャクソン

脚本・ピーター・ジャクソン

原作・J・R・R・トールキン

音楽・ハワード・ショア

公開・2001 アメリカ

ストーリー・その昔、世界には人間の他にエルフやドワーフなど多様な種族が共存していた。その平和を脅かす、モルドール国の冥王サウロンと人類の存亡をかけた戦争が行われ、人間の王がサウロンを滅ぼしその指輪を手に入れた。しかし指輪には強力な魔力があり、持つものの心を破滅させてしまう。やがて人間の王も指輪を巡る争いに破れ、指輪は人知れず湖の底で数百年の眠りについた。しばらく平和な時代が訪れたと思われたが、サウロンの復活によって再び世界に魔の手が忍び寄る。指輪は真の持ち主の元に還ろうと、魔力で人を惹き付け始めた。サウロンの元に指輪が戻れば彼は完全復活し、人類に希望はなくなる。指輪の元に導かれたホビット族のフロドを始めとする仲間達は、モルドールの地の奥深く、地獄の火を吹く滅びの山へ、指輪を破壊するために旅立つ。

 

 

 

 

 

個人評価・4.5/5.0

 

今回紹介するのは、今更説明するまでもなく映画史に残る超大作ロード・オブ・ザ・リングです。

最近は有名所ばかり紹介しているので、「こいつそのうちハリーポッターとか紹介し始めるんじゃ・・・」と危惧している方もいるかもしれませんし、いないかもしれませんね。

どちらにせよハリーポッターは好きすぎて通算5回は見ているので、しばらく見る気はないです。

 

さて、ロードオブザリングに関しては2回目の視聴ですが、この作品、見る前に相当気合いを入れないと見きることができないのが最大の難点ですね。

公開当時も話題になったと思います。

「上映中に絶対トイレに行きたくなる」と。

 

そう、長いんです。

1本でもトイレだなんだと生理現象を訴えるか弱い人間達にとって、まして3本見きるとなるとエコノミークラス症候群で病院に運ばれかねません

でも逆に凄いと思うんです。

指輪をモルドールの火山に運ぶという、言ってしまえばこれ以上ないほどの超単純作業の映像を、約10時間に渡って垂れ流しているんです。そしてめちゃくちゃ面白いんです。

これって間違いなく凄いことです。

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↑指輪を唯一破壊する手段が、この滅びの山の火口に指輪を投げ込むこと。こんな場所には行かない方が幸せな人生を送れることだけは確かです。

 

 

話としては「道中何度も死にそうになる旅行記」と言えば事足りるのですが、それだけだと、早稲田大学の探検部が毎年のようにやっていることと大差ありません。

ロードオブザリングの魅力は圧倒的な映像美と、ファンタジーの王道を極めた世界観と、ハマり過ぎた登場人物にあります。

 特にCGに関しては15年前でこのクオリティだとすると、もうこれ以上進歩することはないんじゃないかと思えるほど凄まじいです。

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↑ゴンドール王国の壮麗な都・ミナスティリス。モルドール軍の総攻撃を受けてボコボコに破壊されます。

 

もうほとんどのシーンの撮影方法が全くわかりません

全編ニュージーランドで撮影しているそうなので、常にブルーシートの前で演技している訳でもなさそうですし

 

それにしてもこういうファンタジックな物語を描く人って、大抵ネーミングセンスがずば抜けてるのは何でなんでしょうね。

先程登場したミナスティリスも充分にカッチョいいですが、個人的にはアイゼンガルドの響きもお気に入りです。

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サウロンの手先となった白の魔法使い・サルマンの城があるアイゼンガルド。

 

あとは重要な役どころの、アラゴルン

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このアホみたいなイケメンがアラゴルンです。

「我が名はアラソルンの息子、アラゴルン!」なんて1度でいいから名乗ってみたいですよ。名乗った瞬間人生勝ちじゃないですかこんなの。

 

日本人で匹敵できるとしたら

「俺は森進一の息子、Taka!

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          ⇩⇩⇩

 

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うーん、ありかな?

 

「俺は竹下登の孫、DAIGO!」

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        ⇩⇩⇩

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ウィッシュ。ギリなしですね。

 

 

3部作全てアカデミー賞で何かしらの賞を取るという偉業を成し遂げた作品ですから、圧巻のクオリティは間違いないなしです。

音楽も素晴らしいですしね。

 

俺はこの映画を見て、馬を飼いたくなりました。

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もし飼ったら、名前は「ウィリアム・マッド・コルヴィス」にします。呼ぶ時は略してうまこと呼びます。

 

 

カッコよさ台無しですね。

 

 

 

 

↑今回紹介した作品はこちら

 

 

 

 

ではまた!

 

 

 

 

 

コザ琉映の幕引きに立ち合った話

こんにちは、くぼただいちです。

 

 

去る2016年7月31日

突然ですがこの日がなんの日だったか、皆さんはわかるでしょうか。

 

「あ、自分の誕生日だ!」

と思った人に関してはおめでとうございますとしか言えませんが、それ以上にもっと歴史的に重要な意味を持つ日なのです。

 

そう、コザ琉映が長いその歴史に幕を下ろしたその日だったのです!!

 

これだけハッキリと言ってもほとんどの人がその重要性を理解できていないと思うので、解説します。

 

 

コザ琉映とは?

コザ琉映とは、沖縄市コザ銀天街の一角にある1960年創業の映画館です。

 

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見てください。

歴史ある外観に、わくわくを抑えきれません。

なんとこのコザ琉映、未だにフィルム映画を映写機で投影して上映しているのです。フィルム映画特有の画面のバチパチ感が楽しめるのです。溢れ出す昭和愁に胸の高鳴りを隠せません。

 

肝心の映画は何を流しているのかというと、

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ビーバップハイスクール

・・・ではなく、

 

 

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ポルノ映画です。

(※以降紹介するポスターは公衆衛生上、全てモザイク処理を施しております。クリックしたらモザイク外れるとかの仕掛けも著者の技術的都合上ありませんので、ご了承下さい)

 

そりゃわくわくもすりゃ胸も高鳴るってもんだ。

 

 

閉館日に初訪問

そもそもコザ琉映に足を運ぶことになったあらましは、ある後輩の一言からでした。

 

「先輩、俺、ピンク映画見に行きたいっす」

 

彼の目は純粋な学問の探究者のように澄みきっていました。

 

「いや、うん。行こうよ」

 

ものの8秒ほどで人生初のポルノ映画館に礼賛することが決まった瞬間です。

 

調べてみると沖縄県内には2ヶ所ポルノ映画館が存在することが発覚。一ヶ所は首里、そしてもう一つがコザ琉映でした。

そしてコザ琉映が閉館を迎えることを知り、その勇姿を見届けようということで一路コザへ。

 

ちなみに俺は、フォーマルな場であることを想定してビシッとスーツを着て行きました。

 

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マジで閉館日に来ちゃいました。

 

女将さんに「そこのお兄さんたち見ていきな」といざなわれいざ中に。

料金は1100円で、好きなだけいていいそうです。しかも今日は閉館日なので特別に、一度退出してまた戻ってきても追加料金なし。

それすなわち1100円ポッキリで朝から晩までポルノ映画漬けの一日を送れるという意味です。まったく、脳が沸騰しちまうってんだ。

 

館内には往年の手書きポスターの数々。

 

 

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↑平成生まれにはトルコという響き自体が文化遺産。あと、団地妻って言葉作り出したやつの語感センスには脱帽せざるを得ない。

 

 

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↑一番右の作品のタイトル「修道女 塗れ縄ざんげ」に、監督の性癖が詰め込まれ過ぎてて爆笑しました。

 

いや~ロマンスに溢れていますね。

場の空気に流されないためにもスーツを着てきて完全に正解でした。

 

ちなみに館内のトイレにはトイレットペーパーがありません。

女将さんいわく「トイレットペーパー付けたらそこら辺がトイレットペーパーだらけになる」そうです。お察しします。

 

 

劇場内は意外と広く、なぜか後方で立ち見している人が多かったですね。

通は立ち見するという文化でもあるんでしょうか。

 

 

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↑上映終了後に撮影しています。

 

 

席につくなりなぜか、こういう「場末のフィルム映画館でしたいこと」の話で盛り上がる俺ら。

 

後輩「俺は何人かでかくれんぼがしたいですね」

俺 「あー、あるね!子供達が閉館後の映画館でかくれんぼして一人いなくなるパターンのやつだよね」

俺「俺はやっぱ闇の取り引きしたいよね。前後に座って、封筒を座席の隙間からスッと」

後輩「そういうときって大体白黒のフランス映画とか上映してますよね!」

 

しかし我々は上品にフランス映画を見にきた訳ではありません。

目的はポルノ。さぁ、エロスの扉を開けようではないですか!

 

 

上映作品一言レビュー

「女教師 秘密の放課後」

一番現代的な作品。

男優が綾野剛に少し似ていたのがポイントです。

内容としては姉夫婦と妹カップルが同棲することになって、両組共に秩序が崩れ去るというありきたりなものですが、ラストシーンで四人で囲む食卓になんの前触れもなくバラの花びらが大量に舞い落ちるという、斬新すぎる演出が神がかっていた作品でした。

 

「背徳の海 情炎に溺れて」

あまりに社会的なテーマが設けられていて、堪えきれず寝てしまった作品。

海に何かを建設しようとする行政とそれに反対する近隣住民の攻防を描いていたようですが、主演のセクシー女優・友田彩也香のネームバリューに釣られてガン見していた後輩も内容はさっぱりわからなかったそうです。

 

③「緊縛絵師と甘美なる宴」

もはやミステリードラマの域に入り込んだ、伏線回収が鮮やかな作品。

緊縛絵師という崇高な芸術を完成させようとする画家と、その絵のモデルとなる半奴隷状態の娘の話なんですが、そこに殺人事件や復讐や野望やポイズンという要素が複雑に絡み合いまさに緊縛状態に。上手いこと言えました。

 

 

 

スーツを着ていったのが幸を奏し、女将さんにもすぐに覚えてもらい顔パスになったのは感慨深かったですね。

最終日に初訪問で常連感を醸し出すという偉業を成し遂げたと思います。

 

最後に注目の俳優を紹介します。

なんと上映されていた3作品の内2作品に出演していた超売れっ子俳優、

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森羅万象(しんらまんぞう)さんです。

 

まんぞうを知らねばポルノ界では間違いなくにわか扱いされますので、これからポルノ界を背負って立とうとしている人は必ずメモっておいて下さいね。

 

 

 

ではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラマ「まほろ駅前番外地」 困ったらまほろ駅前多田便利軒まで

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出演・瑛太松田龍平 他
 
演出・大根仁
 
脚本・大根仁、黒住光
 
 
公開・2013 日本
 
ストーリー・東京都まほろ町、まほろ駅前のボロマンションに事務所を構える多田便利軒。「依頼された仕事は極力引き受けます」という触れ込みで、多田(瑛太)と行天(松田龍平)が日夜仕事に励んでいるーーのならいいのだが、便利軒は年中不景気。多田から雇われているわけではなく、あくまでも居候の行天には当然のように給料も出ない。
そんな便利軒にも時折変な依頼が舞い込んでくる。多田と行天の凸凹コンビは毎回すったもんだしながら、その依頼をこなしたり、たまには失敗したりしながら、まほろ町で生きていく。
 
 
 
 
 
 
 
個人評価・4.2/5.0
 
 
今回超ネタバレコラムで紹介するのは、ドラマまほろ駅前番外地」
テレ東で深夜の30分枠でやっていたドラマです。
 
 
そもそもこの「まほろ駅前シリーズ」は、三浦しをん原作の小説「まほろ駅前多田便利軒」の二部作を元にして制作された作品。
三浦しをんは本作で直木賞を受賞しています。
映画2本とドラマ1本から展開されるシリーズですが、今回紹介するドラマ「番外地」はシリーズの中でも少し変わった立ち位置にいます。

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↑映画二部作
 
ドラマは時間軸的には丁度この2本の映画の間を描いています。
が、
設定が微妙にパラレルワールドらしいんです。
 
パラレルワールドというと仰々しいですが、具体的には映画版と役者が一部入れ替わっていたり、多田と行天の血みどろな過去の接点が一切語られなかったり、まぁそんくらいのものです。
 
俺は映画まほろ駅前多田便利軒も見ていますが、全く気になりません。パラレルにする必要があったのか疑問です。むしろパラソルでも、最早パナソニックソーラーパネルでもよかったんじゃないかとさえ思えてきます。
 
 
よくないですね。
 
 
 

映画とドラマの比較

さて、映画とドラマでは監督が異なるまほろシリーズ。
正直どちらの方が面白いんでしょうか。
 
俺は断然ドラマです。
 
 
映画は原作のストーリー進行に忠実な分、多田と行天の正確な過去情報を得られます。
 
でもドラマと比較すると展開がゆるいですね。邦画特有の「えっ?まだ?」と思わずツッコミたくなる長回しシーンが、よりその印象を助長させます。
長回しは視聴者に「長くね?」と思われた時点で、技法というよりはただ長いだけの映像になるんじゃないかと俺は思うのです。
 
 
ドラマを監督している大根仁は、モテキや最近ではバクマン。等、話題作を生み出すヒットメーカー。
やっぱり、演出が巧みです。
 
 
まずオープニングとエンディングの映像でそこはかとなく幸せになれます。
オープニングではまほろの町を多田と行天がぶらぶら歩いているだけ。
エンディングでは二人が事務所でいちゃついているだけ。
でもこれがまたいいんですよねぇ。(注・筆者にゲイの気はありません)

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↑歩いているだけのOP。少し変わった手法で撮影されています。

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↑二人で納豆食ったりくすぐりあったりするだけのED。事務所の雑多感がいい味出してます。
 
 
 
ストーリーとしては、基本的に便利屋に持ち込まれた依頼を二人が極力こなしていきます。
最初の頃はしょうもない平和な依頼ばかりですが、回を重ねるごとにデンジャラス度合いが上昇。
 
最終的には

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血だるまになります。
 
 
ドラマ版は深夜放送だったので、映画より内容がやや過激です。
 
こんな笑いありかよ!と思わず憤ってしまったのは、『第7話 廃棄拳銃、引き取ります』での一幕。
 
映画より引き続き登場する、いい年したチンピラのしんちゃん。

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便利屋が廃棄拳銃を預かったことを嗅ぎ付け、売ってくれとせがみますが当然拒否されます。
 
そこで、せめてロシアンルーレットだけでもやらしてくれと訴えるしんちゃん。長年の夢だったみたいですね。
ということで本人が提示したルールが、『弾を1発込める。多田と行天はクッションに発砲、しんちゃんのみ太ももに向けて発砲』という謎にストイックなものでした。
 
クッションでいいのなら・・・と渋々受諾する便利屋。
しんちゃんが机の上でくるくると拳銃を回すと、銃口は行天を指します。
 
「お前からだな」
「いいの?」
 
銃を持って構える行天。
 
「でもさぁ、もし1発目で当たっちゃったらそれで終わりだよ。しんちゃんそれでいいの?」
「・・・それじゃつまらねーよな・・・」
「だよね。じゃあさ、1発目しんちゃん撃ってもいいよ」
「えっ、い、いいのかよ、1発目撃たせてもらっちゃって・・・」
 
瞬時に丸め込まれました。
 
喜びながらも顔をひきつらせるしんちゃん。
太ももも震えています。
 
行天 「怖いの?」 
しんちゃん 「こ、この緊張感がたまんねぇよ」
多田 「無理すんなよ」
しんちゃん 「じゃあいくぞ!!」
 
 
バァーーーン
 
 
ええぇぇぇ・・・。
当たっちゃったよこの人。
 
呆然とする多田と行天に見送られ、足を引きずりながら部屋を後にするしんちゃん。
笑いました。ほんとに何しに来たんだよ
 
日常の中にさらっととんでもない非日常をぶっ込んでくる、そんな危うさが魅力のドラマなんです。
 
 
 
男同士のバディものっていいですよね。
何も考えていないようで、実はお互いのことをいつも思っているツンデレなところとか、実に癒されます。(注・筆者にBLの気は断じてありません)
 
二人ともヘビースモーカーで多田はラキスト、行天は赤マルを愛煙していますが、二人で1本のタバコを回し吸いするシーンとか痺れますよね。(注・かえすがえす筆者にホモの気はありません)
 
 
もうここまでくると何かの適性が出てしまいそうで怖いです。

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↑軽トラにもたれ掛かって回し吸いするシーン。渋すぎる。
 
 
とにかく、情けなくてしみったれてるのに不思議とカッコいい男二人のドラマ、それがまほろシリーズです。
 
 
 
 
おまけ
 
Q.瑛太はど~れだ?
 

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b

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c

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A.答えはa。bは瑛太に似ていると俺の中でもっぱら噂のオダギリジョー。cは全く関係ない荒川良々
 
 
 
 

 

 ↑今回紹介したドラマはこちら

 

まほろ駅前番外地 (文春文庫)

まほろ駅前番外地 (文春文庫)

 

 ↑原作小説はこちら

 

 

ではまた!

 
 
 
 

映画「TOKYO TRIBE」 レペゼンTOKYOマザファッカ

今回超ネタバレコラムで紹介するのは、映画界の異端児・園子温による監督作品、「トーキョー・トライブ」

 
が。
ここで一つ衝撃の発表をさせて下さい。
 
実はこの文章を書いてる現在、俺はまだ本作を見ていません
漫画原作もあるそうですが、そちらも一切読んだことがありません。
 
 
じゃあ何を紹介するんだという話だとは思いますが、安心して下さい、これから見てきます。
ですがその前にちょっと、なぜ今作を見ようと思ったかを説明させて下さい。
 
 
トーキョートライブ、俺も名前だけは知っていました。なにやら近未来のトーキョーで族(トライブ)がラップバトルを繰り広げるらしいじゃないですか。いかにも面白そうです。
 
しかし!アマゾンでの評価が大変なことになっているのを見つけてしまったのです!


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評価がわずか1.9なのです
仮にも人気原作コミックを充分にキャリアを積んだ園子温監督が撮って、この惨憺たる評価。
 
この時点であり得ないくらい気になります。
 
 
レビューにも辛辣な言葉が並んでいました。
 
★☆☆☆☆ 時間の無駄でした。
★☆☆☆☆ これはひどい
★★☆☆☆ 何がしたいのかわからない
★☆☆☆☆ 映画の崩壊
★☆☆☆☆ クソ映画
★☆☆☆☆ おっぱい以外絶望的
 
 
 
こんなのもう見るしかないでしょ。
 
 
お前はどれくらいなんだ!どれくらいクソ映画なんだ!と、自分の中でここまできたら確認せざるを得なくなってしまいました。
 
 
レビューから仕入れた情報によると、
『最初から最後までチョロチョロ出てくる染谷将太のRAPは出演者の中で最強にヒドい』
『日本映画の堕落の極み』
『こんな映画を見てしまった自分に怒りを覚える』
竹内力の演技がイカれてる』
『ぽろりがある』
――らしいです。
少なくとも自分に怒りを向ける必要まではないのでは?と思ってしまいますが、これも見ていないものの素人考えであることは確か。
 
 
ならこの目で見てやりましょう。
2時間の時間を無駄にする覚悟は必須と書かれていたので、腹はくくりました。
 
 
それでは皆さん、2時間後に俺がどんな紹介をするのか、楽しみに待っていてください!
 
 
 

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出演・鈴木亮平、YOUNG DAIS、清野菜名竹内力染谷将太 他
 
監督・園子温
 
脚本・園子温
 
原作・井上三太
 
音楽・BCDMG
 
公開・2014 日本
 
ストーリー・風俗や文化が退廃した都市、トーキョー。23区はストリートギャングのような族(トライブ)が縄張りを張って支配していた。各トライブの勢力は均衡していたが、ブクロを支配するWU-RONZ(ウーロンズ)のリーダー・メラ(鈴木亮平)によるムサシノSARUのリーダー・海(YOUNG DAIS)狩りとトーキョー制圧計画によって、23区はトライブ同士の熾烈な戦争に突入する。
その頃、ブクロを裏で支配する中国の大司祭の孫娘・スンミ(清野菜名)がトーキョーに亡命していることが発覚し、大司祭はブクロを牛耳るヤクザ・仏波(竹内力)やメラにスンミの捕獲を命令。本国から腕利きの用心棒も送り込んでくる。
トーキョーは勢力を守らんとするトライブと、個人的な欲望の為に暴れまわるメラ、スンミ捕獲に躍起になる巨悪ブッバによる三つ巴の思惑の中で揺れ動くことになる。
 
 
 
 
 
 
個人評価・3.9/5.0
 
 
いやいや、2時間たっぷりしっかり見てしまいました。
 
途中確かにポテチ食ったり鼻ほじったり筋トレしたりもしていましたが、それでも2時間は特に長く感じなかったですね。
 
 
結論から言います。
なんだこれ、オモシロイじゃありませんか。
 
 
とにかく初めて見るタイプの映像作品なことは確かです。
作中ではほとんどずっと重低音のビートが刻まれ、ところ狭しと出てくるイカれたトライブのラッパー達が、フリースタイル(※1)をぶちかましまくります。
(※1:音に自由な型のラップをはめること、また即興のリリック(歌詞)でのラップを披露すること)
 
あとはひたすらエロ暴力。もちろんヒロインのポロリもありますし、人はワンパンで10メートルくらい吹っ飛びます。
 
 
つまり、映画の崩壊です。
ストーリーなんてずさんな骨組みだけで、中身はスッカスカ。姉歯建築士も脱帽の欠陥建築映画、言うなればクソ映画です。
 
でもこれは、そういう映画じゃありません。もうむしろ映画というジャンルを無理に当てはめない方が楽しめるはずです。
映画並みの予算とキャストをつぎ込んだ長編PVなんです、これは。
 
 
ラップミュージカルという新たなジャンルを開拓した今作ですが、もう言及したいところは山ほどあります。
 
 
 
まず、世界観がブッ飛び過ぎてて、全てを何だかんだ“アリ”にしている凄さ。これに尽きます。
 
いきますよ、試しに何の説明もなしに作中のワンシーンを並べてみますよ。
 

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えーっと、皆さんの心情を一言で片付けると “パニック” だと思います。
まるで前衛美術を並べられたような衝撃ですよね。
「なんかわかんねぇ!なんかわかんねぇけどすげぇ!頭おかしくなりそう!」みたいな。
 
わかります。よくわかります。
これが一つの映画の中に収まっていると思うと、見終わった今でも不思議な気分になります。
それでもこれをなんとな~く納得したまま見ていられるという、軽い奇跡を生み出すのが園子温という監督なんでしょうね。
 
 
 
そしてやっぱりこれは言いたくなっちゃう、竹内力の変態的役作り
 
竹内力の演技がイカれている』というレビューの表現に、一つも誇張はありませんでした。
 
彼は仏波(ブッバ)と呼ばれ怖れ敬われる、完全にイカれポンチッチなヤクザ(?)役。

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見てください。この格好でこのイスに座って妙な説得力を出せる希有な俳優が、日本に何人いるでしょうか。
絶対この人しかいないですよね。
そして叶美香の乳をがしがしと揉みしだけるのもこの人だけでしょう。

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仏波の息子・ンコイ役は窪塚洋介ですが、どっか飛んじゃってる危ない男がよく似合いますね。
人間を家具にして喜ぶという狂気の沙汰を見せてくれます。
 
 
 
つまるところ最後にどーしても言いたいのは、最初から最後までチョロチョロ出てくる染谷将太のヘチョラップですね。
 
出演者のことを『チョロチョロ出てくる』と表現するあたり、これほどまでに失礼極まりないコメントもそうないと思います。読んだとき思わず爆笑してしまいましたもん。
この伝説のレビューを書いたひげボウズさんをリスペクトして、借用させて頂きました。
 
染谷将太はMCショウという役名で出てくるんですが、ひげボウズさんも仰る通りこの映画の案内人役です。
彼のラップからこの世界の紹介が始まります。

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オープニングはすごくカッコいいです。イカれたトーキョーの暗部をショウがショウ介(※2)してくれるあたり、結構心を奪われます。
(※2:断じて筆者はラップのつもりで書いていません。よってダサい等の批判は一切受け付けておりません)
 
でも、如何せん作中には本物のラッパー達が多数出てきてしまいます。俳優でも窪塚はレゲエでDJ活動を行うその道のプロ。
竹内力無駄にノリノリなラップとかは一旦置いといて、染谷将太のラップはなんか浮いちゃいます。一人だけ素面で映画出てる感じ。
 
そう一人だけ素面なんですよ、彼。
他の出演者陣みんな確実にナニかをキメてる雰囲気が溢れ出ているのに、染谷君だけなんか素なんですよ。
 
・・・別に染谷君悪くなかったですね。
監督を始め、他の出演者達にむしろ非がある気がしてきました、この場合。
 
 
 
それでは、ほんとにほんとに最後に一言言わせてください。
 
 
 
 
全力でお前らなにやってんだ!
 
 
でも楽しかったぜ!!
 
 
 
 

 

TOKYO TRIBE/トーキョー・トライブ [Blu-ray]

TOKYO TRIBE/トーキョー・トライブ [Blu-ray]

 

 ↑今回紹介した映画がこちら

 

 

 ↑原作はこちら

 

 

 

ではまた!

 
 
 
 
 

映画「ジュラシック・パーク」 いつか行ってみたいテーマパーク不動の1位


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出演・サムニール、ローラダーン 他
 
監督・スティーヴンスピルバーグ
 
脚本・マイケルクライトン、デヴィットコープ
 
音楽・ジョンウィリアムズ
 
公開・1993 アメリカ
 
ストーリー・ジュラシックパーク。財閥創設者のハモンド氏は、何億年も前に絶滅した恐竜を復活させ、飼育するテーマパークの開発に尽力していた。恐竜の血を吸った蚊が琥珀に閉じ込められていることに注目した科学者が、その血から恐竜のDNAを抽出することに成功。遺伝子科学によって恐竜は現代に甦った。
パークへのアドバイスを乞われた古生物学者のグラント博士とサトラー博士は、数学者のマルコム博士やハモンド氏の孫達らと、パーク内を巡回するサファリカーに乗り込む。
しかしその矢先、従業員の裏切りによってパークの全システムがダウン。脱走した凶暴な肉食恐竜達によって、島は悪夢のようなサバイバル空間と化してしまう。
 
 
 
 
 
 
 
個人評価・3.4/5.0
 
 
今回のネタバレコラムで紹介するのは、映画ジュラシック・パーク
何を今さらなチョイスですみません。ちょっくら恐竜を見たくなったので見ちゃいました。
 
 
正当な続編であるジュラシック・ワールドはまだ記憶に新しいですが(俺は見てません)、その記念すべき1作目はなんと23年も前に遡るんですね。
 
 
このジュラシックパークは、タイタニックにその記録を抜かれるまで、興行収入世界1位を張っていた大ヒット映画。
当時の子供たちが映画館へ、こぞりまくって押し寄せた気持ちがよくわかります。
 
CGの技術力が今見ても、全然ひけをとらないんです。
流石にほとんど話に関わってこない草食恐竜は奥の方が霞んでたりしていましたが、こと人間を食うために生み出された肉食恐竜のリアルさはすごい。
 
Tレックスとかベロキラプトルは、もはや普通にそこにいます。あんなのに追いかけられたら軽い精神崩壊ものですよね。

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↑中には小さい姉弟が乗っています。かわいそうに・・・。
 
かくいう俺にも幼き日に似たような経験があります。
小学生の頃、近所の公園で遊んでいたところ、異様にでかい真っ黒な犬を散歩していたお兄さんが公園を通りかかりました。飼い主のお兄さんも確実に持て余していたであろうそのデカ黒犬はあろうことか俺を見た瞬間にお兄さんの手からリードをもぎ取って、全速力で俺のところへ疾駆してきたのです。
一切面識のない巨大な犬に本気で追いかけられる恐怖といったらなかったです。面識があったところで別に怖さに変わりはないですけどね。
 
あの瞬間は、間違いなく我が人生史上最高速度が出ました。周囲の風景溶けてましたからね。自転車でもなかなか味わえない感覚ですよ。
犬というか恐竜に追いかけられたと言っても過言ではないと思います。捕まってたら確実に腹割かれてました。
 
 
さて、そんなことは置いといて、俺が今回の映画でツボだった役者さんを紹介しますね。
 
それはハモンド氏の孫娘その名もレックス役を演じているアリアナ・リチャーズです。何の因果か、役名まで恐竜っぽいですね。
 
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↑こちらのあどけない少女
 
アリアナさんの何が凄いって、『今君の後ろにやばいのいるよ顔』が秀逸すぎるんですね。
 
もし俺がアリアナさんの正面に座って話してていきなりあんな顔されたら、その場で凍りついて毎秒10°の斜角でじりじりと後ろを振り返ること請け合いです。
振り返るまで18秒もかかる計算なので、多分俺はその間で殺されます。
 
こちらがその、『今君の後ろにやばいのいるよ顔』です。

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このゼリーがプルプル震えていたら、まずあなたは助からないでしょう。
 
 
ジュラシックパークも今ではユニバーサルスタジオ内にあって、誰もが手軽に楽しめるようになりましたね。

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ジュラシックパークに足を運ぶ際は、『今君の後ろにやばいのいるよ顔』がうまい友人を連れていくことをお勧めします。
スリル倍増間違いなしです。
 
 
とは言え、やっぱりユニバーサルスタジオの機械仕掛けの恐竜は襲ってきてはくれません。
本当に行きたいのは、映画の舞台のような島一つまるまる使った生きた恐竜が生息しているテーマパークです。
 
 
 
 
 
 
・・・犬に追いかけられた記憶がフラッシュバックしてきたので、前言撤回させて下さい。
 
 
 
 
行きたくありません。
 
 
 

 

ジュラシック・パーク [DVD]

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 ↑こちらが今回紹介した映画。

 

 

 
 
ではまた!
 
 

映画のタイトルっぽいものベスト3

どうも、くぼただいちです。

 
結構ブログも書き溜まってきた感じがあります。
が、最近は超ネタバレコラムばかりの更新で「もうネタバレはコリゴリだ!」という方も無きにしもあらずなのではないかと、内心おののいております。
 
かといって日常生活にコラム化するほど派手なドンパチがあるべくもなく、パソコンぽちぽちしてばかりの陰キャな日々を綴っても誰も得しません。
 
そこで今回は!
『映画のタイトルっぽいものベスト3』と題して、世に溢れる映画っぽいものをランキング形式で発表するという、2016年度上半期で最もどうでもいい企画をお送りします。
 
 
それでは早速、惜しくもベスト3にはランクインできなかった第5位から見ていきましょう。
 
 
 
★映画のタイトルっぽいものランキング★
 
第5位 「綾鷹 ーあやたかー」

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第5位にはコカ・コーラ社のお茶、綾鷹がランクイン。きっとこんな時代劇です。
 
時は幕末。尊皇攘夷の気運が高まる世の中に、綾鷹と呼ばれる女性の攘夷志士がいた。彼女は性別を偽り、人生をも偽りながら、維新への闘争に飛び込んでいくーー。
 
キャッチコピーは『急須でいれたようなにごり』。無断転用も甚だしいですね。
 
 
 
 
・・・こんな映画、ありそうでしょ?わかってくれてますかね?あれ、皆さんついてこれてますか・・・?
 
 
 
第4位 「990ヘクトパスカル

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惜しくも4位となったのは台風の気圧。990のところは「ナインナインオー」と読みます。
 
まぁ、こちらは普通に災害パニックものの、ハリウッドSFX超大作くらいのふれこみ映画でしょう。
実際にありそうすぎたので、あんまり発想も膨らみませんでした。
 
ちなみに気圧は低くなれば低くなるほど台風の規模も大きくなるので、990ヘクトパスカルの台風はかなりへぼいです。
 
 
 
それではいよいよランキング第3位の発表です!
 
 
 
第3位 「押さない・駆けない・喋らない!」

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はい。なんと学校での避難訓練でお馴染み、「おかし」の標語がランクイン。
 
写真では駆けないの部分が走らないとなっていますが、同義ですね。「ど」については俺の母校では特に言及されたことはありませんが、どらげるなんてもっての他なので、皆さん避難訓練中はくれぐれもどらげないようにしてください。
 
さて、どんな映画なんだよ!という所を申し上げますと。
内容は深く考えていませんが、恐らくラブコメディです。
監督は三谷幸喜で、主演は綾瀬はるかです。
そしてそれはもう見事なまでにおおこけしますギャラクシー街道ばりに惨憺たる評価をいただくことになるでしょう。
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↑参考資料
 
自分でランクインさせといて本当になんですが、俺はこの映画は見ません。
 

 

 

 
第2位 「G線上のアリア」

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堂々の第2位にランクインしたのは、バッハが生み出したクラシックの名曲、G線上のアリアです。
誰もが1度は聞いたことがあるのではないかと思いますが、曲名のG線上とは何を意味しているのでしょうか。
 
実はこの曲、管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068の第2楽章アリア」という訳のわからないほど長いタイトルのバッハの原曲を、後年バイオリニストの誰かがバイオリンのG線だけで弾けるように編曲されたものらしいんですね。バイオリニストの名前はwikiからコピペするのももう疲れたので、知りたい人が自分で調べて見てください。
 
 
そして映画の話に戻りますが、もう第2位まで来たら、俺の言わんとしてることもわかってきたのではないでしょうか。
 
G線上のアリアはもれなくアニメ映画ですね。
かわいくて、色んな色の髪の毛を生やした、乳のでかい女の子達が、ピチピチの戦闘スーツ着て、ロボットみたいなのを乗り回すアニメです。
でも萌え要素だけでなくて、結構哲学的な設定やシリアスなストーリー展開も話題を呼び。
さらには戦闘シーンでは間違いなくクラシック音楽がBGMとして流れます。
 
 
・・・某アニメーションとキャラが被りすぎてる気がしてきました。
寧ろ某アニメのタイトルをヱヴァンゲリヲンからG線上のアリアに変えてもいいのではないでしょうか。

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↑参考資料。某アニメーション。
 
 
 
さぁ最後になりましたが、ついに栄えある第1位の発表です。
先に言っておきます。1位もクラシックの名曲です。
 
 
 
第1位 「アイネクライネ ーナハトムジークー」

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2位と1位の画像が楽譜という、ほんと全体的にごめんなさい
 
こちらは、かの有名なモーツァルトの作品。余談ですが、モーツァルトのフルネームは「ヴォルフガング・アマデウスモーツァルトらしいです。
いやかっこよすぎでしょ。
ヴォルフガングて。悔しいことに発音すらままなりません。
 
 
さて、このアイネクライネーナハトムジークーはマーベルが制作しているアイネクライネシリーズの第2作目です。
一昨年の春公開したアイネクライネが爆発的ヒットを記録したため、2作目であるその名もナハトムジークが、今年の夏の封切りを待っている状態です。
前作で主人公がまさかの悪役に負けて終わるという、マーベルの常識を覆す展開を見せたので、ナハトムジークでは主人公による復讐が見所になると思われます。
 
・・・自分でもよくもまあつらつらとこんな幻想を並べられたなと感心しています。
 
アイネクライネ ーナハトムジークーは断じて公開されませんので、皆様劇場には足を運ばないようお願い致します。
 
 
 
 
 
・・・さて、いかがでしたでしょうか。
俺は早くもなんでこんな記事を書いているのか、自分でもわからなくなってきています。
 
 
とりあえず実名を記載した三谷さんと綾瀬さんには深く謝りたいですね。
 
 
ではまた!

映画「スタンド・バイ・ミー」 少年達のバイブル


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出演・ウィルウィトン、リヴァーフェニックス、コリーフェルドマン、ジェリーオコンネル
 
監督・ロブライナー
 
脚本・レイノルドギデオン
 
原作・スティーブンキング
 
音楽・ジャックニッチェ
 
公開・1986 アメリカ
 
ストーリー・物語はゴードンの回想から始まる。彼がまだ12才だった頃、オレゴン州の田舎町にすむゴーディは、いつもの仲間四人と彼らの秘密基地で、毎日のように遊んでいた。クリスは家系が荒れているガキ大将、テディは父がノルマンディ上陸作戦に参加した兵士で、軍隊に憧れている。バーンは太っちょで気弱だが、友達思い。それぞれタイプの違う四人だったが、ウマが合い、そしてそれぞれに悩みを抱えて生きていた。
ある日バーンが、不良グループに属している兄の「30キロ離れた森の中で人が列車に引かれたまま放置されている」という話を盗み聞きする。死体を見つけたら新聞にも載れるし村の英雄になれると考えた四人は、死体見たさに線路を辿る冒険を始める。
 
 
 
 
 
 
個人評価・4.1/5.0
 
 
今回は誰もが知っているであろう言わずもがなの名作、スタンドバイミーの紹介。
ずっと見たかった作品をようやく見ることができました。
 
本作は名前だけでなく、「少年達が死体を探しに線路を延々と歩き続ける」という、たった一行で内容が紹介できるということで、内容も広く知れ渡っています。
映画を見たことがない若者も、
「スタンドバイミー?あぁ、よかわからないけど死体探すやつでしょ」
くらいの認識はあるんじゃないでしょうか。
少なくとも、
「スタンドバイミー?あぁ、ドラえもんね」
という方がいたら今この瞬間に認識を改めましょう。

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↑参考資料。ドラ泣きする前に本家を見よ。
 
 
内容を知っていても、ゴーディの冒頭のモノローグには衝撃を受けます。
 
「初めて死んだ人間を見たのは12才の時だった」
 
映画の一番最初のセリフがこれですよ。
こんなの惹き付けられるに決まってるじゃないですか。
小説は最初の一行で作品が決まるとも言いますが、映画でもそれは同じなんだと気づかされます。ゴーディのこの言葉を聞いた瞬間に、鑑賞者はまんまとストーリーに意識を刈り取られるんです。
 
 
そして冒頭のシーンでは、ゴーディが読んでいた新聞の記事のカットも登場しますが、そこには『弁護士クリス・チェンバース刺殺される』と書かれています。
記憶が過去に遡り、12才の時の仲間が登場してくると、ちゃんと新聞の内容を見ていた人はすぐにこの弁護士が幼きガキ大将・クリスのことだとわかってしまいます。
 
これも憎い演出ですね。正直クリスというキャラクターはかなり魅力的です。粗暴な一面もありますが、誰よりも仲間を大切にしていて頼りになる男。こいつが将来は大逆転で弁護士になり、しかも殺されてしまうことが冒頭シーンで既に明らかになっているわけです。 
まあ俺はしっかり新聞の記事を見ていなかったので、最後に気づくことになる間抜けな視聴者側だったんですが。

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↑クリス12才。男の憧れ的不良少年でした。
 
 
この映画の見所はなんと言っても、四人が線路を伝って歩いている時間そのものです。ストーリーの概要が「死体探し」の4文字で片付けられる分、彼らが共に過ごす何でもなかったはずの時間が、かけがえのないものとして視聴者の胸に迫ってくるのです。
 
まずこの四人が本当に仲よさそうなんですよね。ていうか仲いいんだと思います、実際。
調べてみると、監督の意向で撮影前に1週間ほど役者四人で合宿を行い親交を深めたそうですが、1週間の馴染み方じゃなくね?と思えるほど自然体で和気あいあいとしています。
だからこそ、彼らが目を輝かせれば俺もわくわくするし、彼らが悪事を働けば俺も一緒にドキドキ、彼らが悩み涙を流せば俺も胸を痛めるんです
 
きっとこれは、誰にしもにある記憶と感情を見せられているんです。育った国や環境は違っても、少年には各々にこんな記憶が眠っているんだと思います。
この映画がそんな普遍的な記憶を引き出してくれるんです。

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↑この四人はきっとみんなの仲間
 
 
物語の展開はお決まりの連続。
線路の一本橋を渡れば、絶対に汽車がやってきて絶叫しながら走ることになります。
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そしてデブはこけます。これは世界の真理ですね。
 
ようやく死体を見つければ、同じ野望を持った不良グループと鉢合わせ、バトル展開に突入します。
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不良のヘッドは24シリーズでお馴染みキーファーサザーランド。
ナイフで襲われかれるクリスを親友のゴーディが機転を利かせて救います。これもお約束の主人公成長シーン。
 
でもこれでいいんです。この物語に逆に奇をてらった演出とかいらないんです。
こいつとこいつが実は腹違いで生き別れた兄弟だったとか、実は途中で全員死んでたとか、そういう都市伝説的オチは絶対にいりません。
 
 
最後に、冒険を終えて町に帰ってきた四人がばらばらに家路に戻っていくシーン。
大人になっているゴーディが、彼らがこのあとどうなったのかを淡々と物語ります。
ーーバーンとテディとはこのあと中学に入ると、あんまり関わらなくなる。バーンは高卒で結婚して普通の家庭と普通の仕事。テディは視力が悪くて軍隊に入れず、今は刑務所。
唯一大人になってもたまに連絡を取っていたクリスも昨日死んだ。
 
 
悲しすぎるよ!!
 
 
でもそれが大人になるということ。子供の頃夢見た大人とは、そんなもの。
原作者のキングはそう言っているように思えます。
確かに、小学生の時の友達はみんな最高だったけど、二十歳を迎えた今や彼らがどんな顔でどんな声だかもわかりません。
 
 
それでもゴーディは言います。
 
ーーあの12才の時のような友達はもうできない。もう二度と。
 
 
 
 
やっべ、実家帰りてぇ。
 
 
 

 

 ↑今回紹介した映画がこちら

 

 

スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫)

スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫)

 

 ↑原作はこちら

 

 

ではまた!